Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

テクスト系?

昨日の日記 で僕は自然に「テ スト」という言葉使いをしてしまったのですが、これってどうなんでしょ? いわゆる「テキスト系サイト」という言葉があることは知っているし、おそらく僕のサイトもその末端に位置するものであるのではないかと思いますが、やっぱり「テ スト」という表記が一般的なのでしょうか?

僕がよく読む文芸批評のいちジャンルに「テクスト批評」というものがあります。これは、大雑把にいってしまえば、ある文学作品を評価する際に、テクスト外の要素を限りなく排して、言葉の論理的な構造や、作品それ自体が持つ力を見極めよう、という態度のことです。そういうのをよく読んでいたものですから、テキストというよりはテクストと表記する方が、僕的には違和感が少ない気がします。

テキスト、という言葉を目にしたときにまず思い浮かぶ風景。中学 1 年生になったばかりのころ、最初の英語の時間に先生が、「はい、テキストの ? ページを開いて」と声を発したときの真新しい、瑞々しい響きと、故知れぬ気恥ずかしさ。いまも「テキスト」という言葉には「教科書」という印象がついてまわって、ちょっと固くなってしまうのです。