Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

日本語がわからないようになりたいです

とか言ってる僕は Antipop のけんたろ氏とは非常に気が会いそうな気がしてならないのですがいかがでしょう。歳も一緒みたいだし。

"Mapleholic" 2002-09-22 (sun) 04:44 「成孔(なるよし)萌え?」 より

Mapleholic の Kotaro さんにそんな風にいっていただいて、うれしさのあまり「かぁさん、赤飯だ! 赤飯を炊くのだ!」と叫んでまわったり、頭の上にのっけているのに気付かず「眼鏡、眼鏡ぇ?」とそこら中をばたんばたんと手で叩きまわったり。クールで時にシニカルではにかみ屋でごった煮で斜に構えててエロティックで東京な音 って、まさに! そんな感じです。

とはいえ、僕が菊地成孔を知ったのはわりと最近のことで、新参ファンなのです。"Indies magazine" 2001 年 02 月号 ( Vol.44 ) (特集:インストゥルメンタル・ミュージック)を大友良英勝井祐二のインタビュー目当てで購入した僕は、彼らよりもそのインタビューで初めて知った菊地成孔に興味津々でした。

実際に自分が聴きたいダンス・ミュージックをやろうということになって、じゃあそれは何かっていうと(中略)あえて例えると「不条理な戦争」ってのが一番近いと思うんだけど、とにかくある時突然はじまったら命がけで動き回るしかなくて、そこには緻密な作戦の遂行や、間抜けな頓挫や、錯乱や冷静や、大けがするかと思ったら無傷だったりして、逃げても戦っても同じという。カオス(混乱)でもコスモス(秩序)でもないグレーでポリな感じ。

上掲誌 p.19 「菊地成孔インタビュー」 より

なんだそれは? 是非とも聴きたい。聴き、かつ、貪りたい! と思わされたのでした。

てな感じでいまも SPANK HAPPY を聴いているわけですが、ライブを事前に見ているひととかは、期待はずれだという感想をわりとお持ちだったりするようです。僕としては、ライブを体験することはほとんど不可能に近い状況に置かれているので(極端な出不精と貧困のせいで松浦亜弥のコンサートにすら行けない)そんなことは知ったことではなくて、CD という、演奏者にとってある意味限定された状況なのだろう、メディアの枠組みでの完成度やグルーヴや音のさわり心地が大切なのです。そういう意味においても、聴いているとそれこそ麻薬のように気持ちよくなって溶けていきそう になるこの CD は本当に素晴らしい!

それにしても、菊地さんのヴォーカルは…。なんというか、面白い! ANGELIC にてすでに聴いているとはいえ、あの既視感引き起こしまくりぶりがとってもいいですね。