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Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

株式会社はてなを退職しました

本日4/18は、2008年の5/1より4年間奉職した株式会社はてなの最終出社日でした。正式な退社日は今月末日になります。

思えば、入社する前は、僕は奄美大島という田舎で市役所の職員をしていて、Webとはまったく関係ない、なんというかまあ、とにかくいまとはまったく別の仕事をしていました(具体的には、生活保護の担当をしていて、毎日いろんな問題のあるひとびととおしゃべりなどするという仕事をしていました)。それが、京都という、それまで住んでいたところからするとはるかに都会の、さらにはITベンチャという、まさに地理的、環境的に、あらゆる面で正反対の仕事をすることになって、人生なにが起こるかわからないものです。

大学の頃までは、インターネットになどまるで興味がなく、親のおさがりのMacを所持してはいたもののネットにつなぐことなく、単にレポートや小説などを書くためのワープロとしてしか使っていませんでした。それが、社会人になってしばらくたって、お金にいくばくか余裕ができたのでなんとなくVAIOを購入し、ネットにつないでみようと思ったのがきっかけで、どんどんネットの世界にのめりこんでいきました。

中学生の頃からノートに日記をあれこれと書きつらねてきたので、最初は「インターネットをすれば、紙に書いているこれら日記をパソコンで書くことができる!」と思って始めたのでしたが、なんだか性にあったようで、HTML/CSSを学び、手書きで書くのがだるくなってきたところでPHPというのを使えば楽できるとしって勉強し、あれこれやっているうちにmiyagawaさん、naoyaさんにお声がけいただいてBlog Hacksという本に寄稿することになり、そうなると彼らがやっているPerlという言語に興味を抱いてあれこれやっているうちに、どんどんハマっていきました。

はてなという会社のサービスは、僕がちょうどインターネットを始めた頃に開始され、個人的には自分のネット歴と並行してもろもろのサービスの隆盛を見ていたので、他人事とは思えないものでした。それが、前述のようにあれこれとやっているうちに、気付けば縁あって、本職のプログラマとして働くるに至っていました。実際に入社面接を受けるほんの数ヶ月前までは、まさか僕がインターネットの会社で働くとは思っていなかったので、あらためて、人生なにが起こるかわからないものです。

はてなでは、いろんなことをやりました。会社の要請と僕の熱しやすく冷めやすい性格的なところとがうまくマッチしたのか、ひとつのことを根を詰めてやるというよりは、いろんなサービスのいろんな機能の実装をあれこれとやらせていただきました。はてなダイアリーやブックマークといった有名なサービスはもちろん、うごメモ国際化対応時のポータルサイトの国際化や新サービスの開発といった、貴重な経験も多数してきました。

はてなでお世話になったひとを挙げはじめるとキリがないのでよしますが、本当にいろいろなひとにお世話になりました。僕にとってこの4年間は、いうまでもなく人生において一番充実し、また、成長することができた貴重な時間だったと思います。そして、僕自身は、今後さらに技術者として自分自身を成長させ、また、僕自身の「インターネットによって人類の知性、幸せの向上を達成する」という目標に向かって、これまでと立場は違えども、今後もがんがんやっていくつもりでおります。

とりあえず、今週末には東京に転居してまた新しい人生の一歩を踏み出すことにしています。これまでお世話になったみなさん、どうもありがとうございました。僕は、これまでと同様、インターネットコンテンツとして、何度でもみなさんの視界に蘇えってくることでしょうから、その際は、ブクマ、RT、「いいね」などにより、僕のコンテンツとしてのプレゼンス向上にご協力ください。また、東京方面のみなさん、これからよろしくお願いいたします。とりあえず、飲みに行きましょう。