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Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

「開発者のためのリーン・スタートアップ」「リーン・キャンバス入門」の資料を公開します

隣席のるびりすと氏(@hsbt)と僕とで、この半月ほど、東京・福岡で合計3回にわたって勉強会ツアーをやっていました(その他のこともたくさんやっていたので、それだけではもちろんないのですが)。今日でそれもひと通り終わったので、どのようなことをやっていたのかについて、ここで公開したいと思います。

我々の話はどの回も以下の順番で行われており、いわば三題噺みたいな構成となってます。

それは、我々が議論している模様を撮った以下に掲げた写真に見られるように、開発プロセスというものが階層的な構造を持っているからです。

ここでは、その最初の話「開発者のためのリーン・スタートアップ」および「リーン・キャンバス入門」のスライドを紹介します。

開発者のためのリーン・スタートアップ

僕は技術者です。また、技術者としてさらなる成長を必要としており、そのための努力を惜しまずやっていきたいと考えています。一方、我々は会社、つまりは「組織」という手段により「プロダクト」を生産することをなりわいとしており、また、技術的な優越が必ずしもよいプロダクトを生産するというわけではないことは、誰もが実感していることでしょう。つまり、個人的・技術的な研鑽はもとより、いかによいよいプロダクトを作るかということを考えると、さらには開発プロセスをよく学び、実践していくことが必要です。

そういう考えがあって、よりよいプロダクトを作っていけるよう、ひいては、開発者の幸せのために、勉強会を企画・開催しました。

プロダクト開発とは、科学実験のように、仮説検証を可能な限り早くくりかえしていく営みであるという考えを持ちましょう、思い込みで機能を作るのはもうやめよう。

リーン・スタートアップ  ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす

リーン・スタートアップ ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす

リーン・キャンバス入門

さて、リーン・スタートアップが大切なことはわかった。ではどうしたらいいのか?という時に使えるだろう方法のひとつに「リーン・キャンバス」というものがあります。このスライドでは、そのリーン・キャンバスを紹介します。

リーン・キャンバスを作り始めるのに、遅過ぎるということはない。いますぐにでも始めましょう。

ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書

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Running Lean: Iterate from Plan A to a Plan That Works (Lean Series)

Running Lean: Iterate from Plan A to a Plan That Works (Lean Series)

どう変わったか

ふたつめの「リーン・キャンバス」のスライドでも紹介している通り、この勉強会の後、弊社でも各チームにおいて実践を始めています。既に開始から8年経ったもの、最近出たもの、新規サービスと、その歴史を問わず、チーム全員で、どんどんキャンバスを作っていっているところです。現状の再確認、今後の展望、方針転換の必要性に関する議論など、有意義な議論をする土台として、役立っています。

当たり前の話ですが、経営者であっても開発者であっても、自分の関わったプロダクトがユーザさんに評価されることが一番の喜びでしょう。そのための障害を取り除いていくこと、いままでよりも少しでも、できるだけよくしていくこと、そのためには「仮説検証」という当たり前のことを継続的にやっていきましょう。