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Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

「ぺぱぽよ」をご恵贈いただいた

ねとぽよ」編集者の id:comajojo 氏より、「ねとぽよ」増刊(?)の「ぺぱぽよ」をいただきました。ありがとうございます。

「2012年上半期 振り返り座談会」の草稿を読んで感想をくれと依頼されたので、簡単に感想を述べたのでした。せっかくなので、以下にそれを転載しておきます(この感想は草稿版へのものです。リリース版は内容が異なります)。

「2012年上半期 振り返り座談会」の草稿への感想

面白い、というか、最近のことはよく知らない、というか考えたりしなかったので勉強になるな、というのが普通の感想です。その上で、という話をすると、対談をされている方々には当然の話過ぎて共通認識なんでしょうけど、どうもふりかえる軸、というか、フレームが見えないなあと思います。

ゼロ年代ウェブサービスのマトリクスってのは

  • 自由/操作(x軸)
  • 大衆/選良(y軸)

という2軸で基本的には構成されていて、はてなは自由/選良、ソシャゲが大衆/操作(もちろん、大衆/操作方面にコトは進んだ)。それは、日本思想の「伝統的」な展開であって、特に新しいことでもない。そのあたりは以下参照。

http://d.hatena.ne.jp/antipop/20111105/1320496259

んでもって、いやいやなんでもオープンじゃあかんやろ、ということになって、

  • オープン/クローズド(z軸)

ってのも考えましょうということになった。それでいくと、FBとLINEを比較すると、どちらもクローズドなのは共通だが、

  • FB: 大衆かつ自由
  • LINE: 大衆かつ操作

というわけで、2軸のソシャゲに対して、さらに3軸目のクローズドという価値をもたらしたところがすごいという話でしょう。「ソシャゲで課金するとか情弱ぷぎゃー」ってひとでもLINEのスタンプ買っちゃうよねという話は、その辺が理由。

ソシャゲもうつまんないね、LINEいいよねという話は面白いし、事実そう思うのだけど、次どうなるのかなーという展望も欲しいかなと思ったりします。

たとえばありそうにはないことだけど、オープン/クローズドというのを、もっと目に見える範囲のリアルなコミュニティ(脱原発デモでも町おこしでもなんでもいいけど)として組織可能なサービスが出てきて、それがたとえば現実の力を持つようなものになるとして、じゃあその時のコミュニティってのはなんなの?どういう軸を持っているの?みたいな。