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Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

エンジニアtypeで本を紹介するインタビューにこたえました(+その補足)

マネジメント

みんな大好きエンジニアtypeさんに、「エンジニアとして錆びないために読む本」というインタビュー連載コーナーがあるのですが、その3回目として下記の通り登場いたしました。是非、ご笑覧くださいませ。

engineer.typemag.jp

インタビューの補足

僕の主張としては上記にいい感じにまとめられている通りなのですが、大事なことなのであらためて強調しておくと、

  • 仕事という面においては、成果を出すことが目的なのであるから、本を読むのは手段に過ぎない。読まなくても成果が出せるなら、それが一番効率的なのは自明
  • ただし、これまでに起きた問題のうちたいていは書籍に書かれているのもまた事実なので、本を読むのが効率的ならそうする方がよいし、そういう場面は普通に思われているよりずっと多いだろう
  • 本を読めば解決できることはそうやってさっさとスキップして時間と余裕を作り、マジで頭使って考えるべきことに注力して成果をあげるのが重要

僕自身がそうした成果を十分にあげているのかどうかについてはともかくとして、そのつもりでやっていきたいと常々思っていることだし、今回のようにインタビューされたらそう答える他ないなという内容です。

その他の書籍

こういうインタビューを受けるのは、それをきっかけに自分の考えをあらためて振り返り、そのことで自分の仕事に役立てるという意図もあります(というか、自分にとってはそれが一番なわけですが)。そうした意味では、3冊では足りない。そこで、記事になった3冊に、それぞれ2冊ずつを加えた9冊を、実際には提示しています(以下の画像の内容)。

『生産システムの進化論』と関連本2冊

生産システムの進化論―トヨタ自動車にみる組織能力と創発プロセス』が、技術マネジメントをトヨタというケースを元に体系的に述べた本であるとして、それを実現するためには技術とヒトという面で何事かを考え、実行しなければなりません。僕の中でそのベースになっているのが、技術面では『イノベーション戦略の論理』、ヒト(特に育成)の面では『企業内人材育成入門』です。

企業内人材育成入門

企業内人材育成入門

『組織デザイン』と関連本2冊

インタビューの趣旨が「組織づくり」なので『組織デザイン (日経文庫)』を推していますが、より一般的に「組織」というものを知るためには、下記の『組織論』を読むのがオススメ。また、本文でも言及している通り、スクラムの実践を経て知見を深めたという意味では、我々の書いた『スクラム実践入門』も読まれたい。

組織論 補訂版 (有斐閣アルマ)

組織論 補訂版 (有斐閣アルマ)

スクラム実践入門 ── 成果を生み出すアジャイルな開発プロセス (WEB+DB PRESS plus)

スクラム実践入門 ── 成果を生み出すアジャイルな開発プロセス (WEB+DB PRESS plus)

『殻』と関連本2冊

昨年、さてこれからどうしようかと思案していたときに読んだのが『殻―脱じり貧の経営』で、その後の指針を得られたのはインタビューで述べた通りです。Web業界に限らず、それはどこでも共通なものなのであってみれば、そうした考えの実践を『プロジェクト・ジャパン』に見られる建築業界に求めてもよいでしょうし、それが遠い話のように思えるなら『起源のインターネット』におけるロバート・テイラーに思いを馳せるのもよいでしょう。

プロジェクト・ジャパン メタボリズムは語る…

プロジェクト・ジャパン メタボリズムは語る…

起源のインターネット

起源のインターネット