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Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

antipop.partyというセミクローズドなコミュニティを始めた

Mastodonが話題になって数週間ほどが経過した。連邦的なTwitterというコミュニティ設計上の利点はともかくとして、SNSを半ばクローズドにすることで、Web上で新しい形の言論を組織することができるかもしれないというところに、個人的には興味を持つところだ。

ここで「半ばクローズド」であるとは、例えば『ネット炎上の研究』で提案されているような事態のことをいう。すなわち、書き込みは誰からも見られるが、書き込みそのものを行えるのはあらかじめ承認された者に限られるという仕組みである。個人的には、Mastodonに良さを感じるのは、それがTwitterに似ていて、かつ、そのような半ばクローズドなコミュニティを簡単に作れるところ。

ただ、いざその目的のためにインスタンスを立ち上げてみようかと思うと、それなりにコストがかかる。ぽんっと置けば動くほどには単純な仕組みではないからだ。Twitterに似ている、すなわちその外観やフォロー機能などを諦めさえすれば、求めるものはWordPressによっても実現可能であるし、レンタルサーバーで動かせばコストだって安く済む。

というわけで、WordPressにいくつかプラグインを組み込むことによって、誰にでも閲覧可能ではあるが、記事やコメントを投稿するにはユーザ登録の承認を経なければならないというサイトを作り、運用を開始した。

http://antipop.party/

そのセミクローズド性は、上記では『ネット炎上の研究』によるものを踏襲しているが、On Introducing Readability Finiteness to Social Communityというエントリには、少し違う展望についても述べている。すなわち、アクセス権限によるクローズド性の担保ではなく、閲覧者の性質・素養によりクローズド性を実質的に実現するという方式である。詳しくは、リンク先の記事を参照のこと。

もしご興味を持たれましたら、どうぞご参加ください。