Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

2018年8月に読んだ本

今月は17冊。いろいろやってて、あんまり読めなかったなあ。

★5本

★5をつけたのは、『旅する江戸前鮨 「すし匠」中澤圭二の挑戦』の1冊だが、あとから読み返しもした『ユリイカ 2018年7月号 特集=バーチャルYouTuber』も★5でもよかったかも。今月は、その2冊に代表される通り、江戸前鮨とVTuberにハマったひと月であった。

江戸前鮨の方は、なんとなく『[まとめ買い] ごほうびおひとり鮨』を読んだ時点ではあまりピンときていなかったのだが、その後ちょっとお店に寄ったあとに『旅する江戸前鮨 「すし匠」中澤圭二の挑戦』を読んで、自分の鮨に対する向き合い方に対して反省し、方法論としての江戸前鮨に開眼したのであった。よくいわれる言い方だと、これまでもセッティングとしての江戸前鮨は食べたことはあっただろうけど、こちらのセットがまったくともなっていなかったので、江戸前鮨というものを初めて食べたという感じがする。というわけで、鮨を食べまくっていて、本を読むのがおそろかに……。

VTuberの方は、ミソシタさんを知って、キズナアイさんのような感じだけじゃない面白いひともいるのだなあと思って観始めたのだったが、そこから皇牙サキさん、月之美兎さんあたりにハマり、さらには「輝夜月ガチ勢の日常」を読んで輝夜月さんを観始めたらめちゃめちゃ面白くて数日で動画を全部みてしまい、8月末日にはVRライブのライブビューイングを映画館に行って観るという状況に。そこからこの本を読み返すと、より理解が深まって楽しい。

その他

その他、先月読んだ千葉雅也さんと松本卓也さんの対談から『症例でわかる精神病理学』を読み始め、いわゆる発達障害についての興味をおぼえたので、関連書籍をさらに2冊読み、もう1冊読み進めているところ。蓮實重彦さん的には「19世紀は神経症、20世紀は分裂病の時代」ということになるが、松本卓也さんによると「21世紀はメンタルヘルスの時代」ということであるようだ。そういう時代区分に特定の医学的カテゴリを対応させること自体がどうなんだろうというのはあるものの、21世紀はもう少し違う時代になっていくような見通しを個人的には持っている。

kentaroの本棚 - 2018年08月 (17作品)
健康の結論
健康の結論
堀江貴文
読了日:08月29日
評価3

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2018年9月3日

昼食とかで食べたものも記録しようかなと思ったりもしたけど、そんなんあとから見返しても全然おもしろくなかろうと思ってやめた。そういうのでない、意志のある食事については記録するけど。というか、昼食であってもなんでもあっても、その都度ちゃんと真剣な食事をしていくべきなのではないか?という気もするのだけど、なかなかそうもいかないものだ。

そもそも、真剣な食事とは何だろうか、ということも考える必要がある。新しい発見があるとか、お店側との料理を通じたコミュニケーションが円滑に進むとか、そういうことを、結果として実現できなかったとしても、少なくとも意志して食事に臨むことを「真剣さ」だと自分は考えているのだろうと思う。

中動態の世界 意志と責任の考古学 (シリーズ ケアをひらく)』を読み始める。面白いなーと読み進めているのだが、印欧語族ではない言語、たとえば自分にとって身近な日本語における態についてはどういうことになるのかな?ってのがずっと気になってる。そのうち語られるのかな。

2018年9月2日

ひたすら本を読む一日。『独身者たち』、『ジェンダー写真論 1991-2017』、『いちばんやさしい美術鑑賞 (ちくま新書)』。

しかし、いくら読んでも本の山はまったく減らない……。これ、ほんとになんとかしないとよくないのだけど、面白い本はたくさんあるし、どうしようもない。とはいえ、明らかに読めるわけもない分量の本を、ほぼ義務感のようなことからこれだけ買ってしまい、そのことを自覚しているにもかかわらずやめられないのは、なにかしらの神経症みたいなものではあるのだろうと思う。

2018年9月1日

旅する江戸前鮨 「すし匠」中澤圭二の挑戦』でもおおいに参照されていた『すし通 (土曜文庫)』を読む。こういう感じに歴史を語る本って、もうこの頃が最後なんだろうなあという、東京の「地方史」としての鮨の歴史(に加えて、もっと全般的な歴史語りもあるけど)。その中で、1894年生まれの小島政二郎がある種の権威的食通として参照されている。その彼は1994年まで生きていて、94年つったら僕すら普通に18歳とかだし、昭和5年からしたらごく最近みたいなものだ。そう思うと、長生きしたやつは強い、と思える(小島について、そのように述べているひともいた記憶がある)。

さらに、ロザリンド・E・クラウスの新訳『独身者たち』を読む。おもしろアーティストがたくさん紹介されてて勉強になる。

夕食は、「まるかく三 池尻大橋店」。ここもまた、際コーポレーションのお店なのであった。骨董が売りみたいだけど、まあ……(自粛)。出されるものはとても良い感じ。ここの店はどこも、価格と感じの良さのバランスがいいなあ。こういう感じの飲食ビジネス、最近興味あるなあ。やってみたい感じがする。しかし、ブラックにならずに広げていくの、どうしたらできるんだろうな〜などと、ついついあれこれ考えながら飲み食い。

帰宅して、本を読みつつ、VTuberを観つつ。昨晩は、あれこれ観てたらンヌグムさん、びっくりちゃんさんという面白い人を知る。さらに掘っていくと、なんか怖い感じになってきて、YouTuberの間でなにやらひとつの世界ができているのだなあというのがわかった。陰謀論みたいな。それ自体はどうでもよいのだけど、最近読んだニック・ランドあたりの思想的系譜とか、思弁的存在論、はたまた、デジタルネイチャーだって時代の子って感じだよなあと思えて、そういうのに心惹かれる自分がいるのも確か。

【完結編】国立科学博物館「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」に3万円支援した。縄文研究者みならい講習付き。楽しみだ〜。

2018年8月31日

新宿のバルト9へ、輝夜月さんのライブビューイングを観に行く。輝夜月さんを見始めたのは10日ほど前なのだが、ちょうどタイミングよく、この歴史的瞬間に立ち会えることになって、とても運がよいなあと思う。最初っから、驚きあきれたり感動したりで、とても忙しい。VRの方もすごかったようだが、ライビュビューイングはそれはそれでいいところもあったのかも。

「・・・」に寄って軽く飲み食い。その後、代官山から蔦屋へ寄って、「IMA(イマ) Vol.25 2018年8月29日発売号」、『すし通 (土曜文庫)』、『独身者たち』、『ワインは楽しい!』を買って帰る。

2018年8月26日

昨夜飲みすぎて、ひたすら寝まくってた。昼過ぎにようやく起き出して、吉里でうなぎ。しかし、二日酔いでお腹の調子が悪く、気分良く食べられなかったなあ。もったいない。

三崎坂をあがって谷中墓地から諏方神社へ。例大祭ですごい人集り。昔ながらのお祭りって感じで、出店もたくさんで、いい感じだなあ。