Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

2020年5月27日

SNSでの誹謗中傷の問題について「SNS事業者団体が緊急声明“禁止事項の違反 利用停止など徹底”」という報道に見られる通り、業界団体が声明を出している。一部の政治家が、あまり思慮があるとはいえない反応を、しかし反射神経だけはよく示している状況で、まずは民間の当事者がスタンスを明らかにするのはよいことだろう。しかし、自分としてはSNS表現規制について、民間の業界団体のみで行うべきだとは必ずしも思わない。

レッシグの法・規範・市場・アーキテクチャの分類に照らせば、市場に支持されるアーキテクチャこそがより望ましくない規制をもたらすことは十分にあり得る。だからこそ国民による国家のガバナンスを通じての規制も必要なわけだ(新型コロナウィルス対策にある種のアプリを提供する際に国家が関与することが、一見して国家によるプライバシーの侵害につながるように思えて、その実、ガバナンスが効く分マシという話と同じ)。法・規範・市場・アーキテクチャといった諸権力の布置を前提に、それらが互いに牽制してよりよいバランスを追求するべきなのであるのだが、得てして人々はそれらのうちのどれかに過度に期待を寄せてしまう。政治家ですら、性急な規制論議を口にしてしまう。重要なのはガバナンスとバランスの実現である。

なんか今日はあんまり頭がまわってない感じでよくなかったなあ。ミーティング続きで、夜もCTO協会のミーティング。

夕食後、リモートワーク環境をさらによくしようと思って、またAmazonでモノ漁り。いま、ダイニングテーブルで仕事をしているのだが、やっぱり別に机を使おうと思って、そちらで仕事ができるよう、カメラを固定できるクランプと支柱を探したりしていた。あれこれ探し回って、一通りいい感じなのではないかというセットを作ることができたので、注文した。そのあたりのツールでいうと、SONYのZV-1が出たのだが、とてもいい感じなのでめちゃほしい。でもVlogが続くとは思えないのだが、それならそれでWebカメラに使えばいいしなとか思ったり。

2020年5月26日

今日は久々に頭痛がなくてすっきり。

1 on 1をしたり打ち合わせしたりなど。今日の夜はKがご飯を作ってくれるということだったので、今月の情報処理学会誌を読む。ハードウェアセキュリティに関する特集が面白い。ハードウェアそのものというよりは、いわゆるCPSの境界におけるセキュリティ似興味がある。また、ハードウェアのライフサイクルとソフトウェアのライフサイクルの違いから生まれる課題もたくさんあるはずで、そういうところも考えてみたいと思う。

Twitterにこんなことを書いた。

「あるCを実現するにはAだけでなくBも必要」という構造なのに「AではCを実現できないからAは無意味」という認知を得るひとがいる。情報処理技術者試験を取っても得るものがないとか、TOEICで点とっても意味ないとか。Bもないと十分でないだけなのにAだけ見て無意味というのはよしたいものだ。こういう認知バイアスは誰にでもよくあることで、ここではAとBがわかれていて、かつ、Aに対してよい思いがない時に、Bの存在を無視して「がんばってAしてもCを達成できないのだからAは無意味」と思う傾向があるのだろう。AとBをXとまとめ「Cの実現のためにはXが必要」とするリフレーミングが必要。

2020年5月25日

やっぱり今日も首凝りが残っている。強い頭痛になるほどではないものの、ずっと凝りと目の奥の痛みはある感じ。ここ6日で4日ぐらい首凝りに悩まされているので、だいぶうんざりだなあ。

午前、緊急事態宣言の解除について専門家への諮問が行なわれ、夕方には解除の発表がされた。1ヶ月半ぐらいか。その前から外出を控えていたので、ずいぶん長かった気がする。とはいえ、まだしばらくは気軽に外出できる感じでもないし、するべきでもないのだが。でもまあもうだいぶ慣れてしまったので、特に外出する必要性をあまり感じなくなってしまった。人と会う用事があるときぐらいだろうなあ。

昨日の日記で、自分は視座や視野の方にパラメタをふっていて独自の視点みたいなところが弱いのだろうと書いたのだが、なんかそれも考えようだよなあと思った。つまり、たとえばめちゃめちゃ視野が広ければ、それぞれの分野にとっては特に面白い視点でなくても他の人の視野にはない視点にはなるのだから、それはそれで面白みがでるのではないか?という感じ。他には分野のかけあわせによる視点の創出も似たようなものだろう。そういうことをやるのがよいのではないかという気がしてきた。

最近、だいぶ視野が狭まっていたので(あえてそうしていたのでもあるが)、やっぱり自分の本分に立ち返って、もっと視座を高め、視野を広げて考える方が面白いことにつながるのではないかと思い直したのだった。

2020年5月24日

朝起きると、今度は先日とは逆のほうで首凝りが……。そんなに強いものではないものの、確実に微妙な頭痛がずっと続くやつだと思って、ややうんざりする。レポートを書こうと思っていたのだがあまりやる気も出ず、ベッドでごろごろしながら『[第2版]Python機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践 impress top gearシリーズ』の続きを読んだり、寝入ったり。

14時から、研究室のゼミ。国際会議で発表してきた方の報告や、半年はやく博士前期課程に入った先輩の進捗報告、ジャーナル論文を書いている方の途中経過報告など。さらに参加者のひとりが、副研究で書いた論文が海外ジャーナルに通ったという話をしていて、驚く。すごいなあ。自分も、昨日少しまとめたスライドを元に、こういうことを考えているみたいな話をした。いろいろとフィードバックをいただき、ありがたい。

その後、KがUber Eastsで注文したケンタッキーのチキンを食べる。相変わらず首凝りと頭痛がして、全然やる気がでてこない。

Kと少し散歩にでて、公園を一回り歩く。その後、スーパーで少し買い物、のつもりが、あれこれとたくさん買ってしまった。今日はもうなにもしないようにしようと思って、ワインも買った。帰宅して、ワインを飲みながらNetflixで「マイケル・ジョーダン: ラストダンス」を見始める。僕がNBAを見始めた頃は既にMJは大スターだったので、昔のことは初めてしった(とはいえ、デビュー直後からすごかったわけだが)。

物事について認識する際に、認識のあり方の傾向を視点・視野・視座と分類するとして、自分はどちらかというと視野や視座にパラメタをふっていて、視点についてはあまり重要視してなかったのではないかと思う。それ自体は別にいいもわるいもないのだが、研究という意味では視点も重要で、どうやってインパクトがあり、かつ、実現可能な視点を見出すかということに苦慮していると思う。鍛錬だなあ。

2020年5月23日

朝起きて、最近noteの購読を読めてなくて1週間分ぐらいたまっていたのをまとめて読む。さらに、落合陽一さんの新しいYouTubeチャンネルを觀る。健康に長生きしてほしいなと思う(友人から遺言みたいといわれたと書いていたが、ほんとにそんな感じに思えたので……)。その後、機械学習まわりについてひととおりの入門的トピックをおさえておきたいなあと思って、買っておいてあった『[第2版]Python機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践 impress top gearシリーズ』を眺めつつ、JupyterLabでコードを書く。この本は訳注が丁寧で素晴らしいなあ。それらがなかったら理解がだいぶ足りなくなっただろう。ありがたい。そうしてる間に昼になり、昼食。

食後は、大学院の授業。今日からようやく情報科学系の講義が始まった(とはいえ、日程がかぶっていて4単位分しかとれなかったのだがっ……)。「統合アーキテクチャ」ということで、パタヘネっぽい話のうちでも、MIPSやARMを例に、モバイルやIoT機器で使われるようなCPUアーキテクチャの話。知識科学系の講義も面白いのだが、やっぱり情報系も面白くて、あっという間に2コマ(3時間20分)が経ってしまった。

蕎麦屋さんのテイクアウトで夕食。やっぱりお店で食べるほうが適切にサーブされるから美味しいよなあと思う。その後、少し散歩。そうしてる間に研究に対するアイディアが少しでてきたので、帰ってから技術検証のための調べ物をする。こうしたらいけそうだなあというのがわかってきたので、課題をまとめなおして簡単な絵を描いたりなど、スライドを手直し。夜中まで。

2020年5月22日

午前中は前日の頭痛が微妙に残っていて元気がなく、休み。『ガウス過程と機械学習 (機械学習プロフェッショナルシリーズ)』を読み始める。午後になってようやく回復してきて、仕事をする。夜はご飯を作って食べた後、『[第2版]Python機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践 impress top gearシリーズ』を読み始める。

ツイートに書いたのだが、タイムラインに流れてきた深津さんの「多様性と均一性のちがいについて」という記事を 再読。ミクロレベルでの多様性の担保という一見してシチズンシップ的リベラルな態度は、もちろんそれはそれとして必要なのだが、それのみでは長期的には形式的な傾倒に至り、結果として均一性をもたらす逆説を示している。

そうならないために同時に必要なのは、ふたつある。まずは、アイデンティティなりなんなりに基づく連帯による多様な集団が社会全体をまだらに覆っていること。個々人が多様であると同時に、多様な集団が社会を形成しているということだ。ふたつめは、それらの多様な集団たちがいかなるプロセスを通じれば公的な場で機微であり得るトピックについて議論可能かという手続きの構築。ある種の話題を単に抑圧するだけは、多様性の擁護のつもりが均一性を招くだけになるだろう。

昨今の、ひとびとの単調なポリコレ的な動きに対してずっと違和感をもっていたのだが(『「差別はいけない」とみんないうけれど。』などを読んだりもしていたようなトピック)、ああ自分はこういうことを直感していてそういう感覚だったのだなと自覚できて、ありがたいエントリだった。

2020年5月21日

オンラインでインタビュー取材を受けたり打ち合わせしたりなど。昼ごろから首凝りの痛みがひどくなり頭痛へ発展。夕方頃はずっと寝ていて、ちょっと回復したので「オープンイノベーション論」の講義を聴くが、やっぱりしんどくてベッドでごろごろしながら聴いていた。オンライン講義でありがたい。その後、ややマシになってきたが、まだ凝りがのこっていて不安定な感じ。お酒も飲んでないし、わりといい感じに眠れてるように思うんだけどなあ。

昨晩から、新しいレンズの購入を考えいていて、あれこれ調べ物をしているところ。見ていると、用途に応じていくつかほしくなってくるなあ。それにしてもα7IIIとSEL1635GMをWebカメラにしか使ってなくてもったいないという気持ちと、外に撮りに行けないしもったいないもなにもないという気持ちとがある。でもまあ、ほんとはα6000シリーズあたりを買ってWebカメラにして、α7IIIは撮影用にしたいのだが。これからもリモートは続くのだし、そのへんもう少し考える。

2020年5月20日

最近やや睡眠時間の不足が続いていてよくない感じ(さっさと寝ればいいだけなのだけど、あれこれ調べ物をしてしまう)。

夜はUber Eatsで注文。Kは僕がいない時にたまに使っていたようだが、自分で使うのは初めて。美味しかったのはよかったが、ちょい食べ過ぎた。食べながら、物理空間でグループアワードができないのでYouTube Liveでノミネートされた人々を紹介するライブをやるという取り組みが行なわれ、それを眺める。その後、仕事の続きをしたり本を読んだり。

2020年5月19日

厚生労働省の実施している風疹の追加的対策の対象年代に該当するというわけで区からクーポンがきていたので、風疹のワクチン接種の準備。まずは抗体の有無を検査するところから。採血されつつ聞いたところでは、このあと数日後に結果が出るのでまたききにきて、ワクチン接種が必要ならそこから発注するのでまた数日後に受けに来るようにとのこと。3回も通院しなければならないのでは、抗体保持者を増やそうにもなかなか難しいところだよなあと思う。

その後あれこれと仕事をした後、夜はCTO協会のミーティング。その後、仕込み的な学習など。とりあえず今日で一周した感じはするので、いったんぼちぼちやるモードに移行する(大学院のレポートや研究もやらないとならないし)。

先日、IoTイノベーションデザインの講義をきいていて、地方の町工場で2代目社長がシステム開発をがんばってすごい仕組みを工場にもたらしてすごいみたいな事例をいくつか紹介された。もちろん、それ自体は面白いしすごい面もあるのだが、自分などからすると、きっと誰もメンテナンスできない状態で10年とか普通に放置されそうだし、いまはよくてもそう遠くない未来にガタがくるのだろうことが見えていると思えて、手放しで称賛することはできない。創意はもちろん素晴らしいのだが、システム開発にはそれはそれで別の専門性があるのだ。

2020年5月18日

昨晩、3時過ぎまで漫画を読んでいたので、睡眠時間が6時間弱。最近、6時間が分水嶺になってきた。それ以下だと、以前の4〜5時間睡眠のときぐらいの体調という感じがする。ただまあ、最近は寝付きもいいし眠りも深い感じはしているので、昼間に眠くなったりするわけでもない(し、眠くなるまもなくあれこれやっている)。そんなわけで、面接やミーティングなど。その合間に細々としたことや研究関連、CTO協会仕事なども少しする。

夕食にミートソースパスタをソースから作って食べる。いまいちビシッと決まらないのでウスターソースでちょい旨味を足すという小細工をしたが、それで決まりはしたのでまあよいか。食べながらNHKプラスでニュースを眺める。その後、漫画の続きをひたすら読む。そういや一昨日ぐらいから便意があるときにお腹が痛くなる症状。出し切るとおさまる。健康診断を、ほんとは3月に受けるはずだったのを今般の事情でキャンセルしたので、次の検診を早めにスケジューリングしてもらえるようお願いしたのであった。