Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

2019年5月13日

渋谷に出勤→横浜で打ち合わせ→渋谷でイベントと、自分にしてはめまぐるしく動いた日。

夜は、共同研究の経過報告イベント。研究のコンセプトから、実際に取り組んでいる研究まで、いろんな話ができた。懇親会も盛り上がって、よかったなあ。もっといろいろ巻き込んで、ひろげていかねば。

日曜日に、土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』を読んで、料理をすることに対する自分の拘泥を祓うことができた。一汁三菜ぐらい作らないとなんか物足りなくて、しかし、実際には日常的にそんだけ作るのは難しく、自縄自縛によってできなくなってしまうということがある。料理に限らず、自分にはそういうことが多いように思える。

土井さんの本を読んで、サステナブルにできる仕組みと生き方のほうがよいよなあと考えを改めた。また、別に味噌汁にパンでもいいじゃんみたいな話も書かれており、確かになあと思ったので、さっそく今朝は、昨日のパンの残りと一汁一菜したり。こうやって、ひとつずつ思い込みや傾向性を開いていくようにしていきたい。

2019年5月12日

福岡出張からの帰りに空港で買った「うまかっちゃん」を作って食べる。子供の頃、家の食事でたまに出ていたなあ。野菜をあれこれ下茹でしておいたものをのっけたりして、化学調味料だらけのジャンキーな感じを、少しはマシなようにしたり。

有元葉子『ごはんのきほん レシピを見ないで作れるようになりましょう。』をさらさらと読了。このシリーズは、ほんとに全然料理をしたことがないひとには表現が難しいかもしれないが、ある程度できるひとにとっては、「レシピを見ないで作れる」ということが、そういう蓄積やレパートリーを持つというだけでなく、変に気負うことなくやればいいというメッセージとして響くだろうと思う。

早稲田・明治・慶應の三大学のビッグバンドによるジャズフェスティバル「おおもりジャズ」を観に大森へ。初めて。若い人のフレッシュな演奏という感じ。それはそれでいろいろ思うところがあってよい。その後、エリック・ミヤシロさんと学生バンドの共演。圧倒的な差に、驚きを覚える。

帰り道、銀だこの居酒屋業態の店があり、試しに入ってみる。普通の銀だこもたこ焼きをつまみに飲んだりできるように思えるが、明確に居酒屋と名乗るところが違うということなのかな。

行きの電車、山手線に乗っていたら、CAMPFIREの車両ジャック広告が展開されていた。その直前に、広告で「夢」という言葉を選択したことについてのツイートを見てたりしたので、少し考えることがあったり。この広告のメッセージとしては、多くの人はなんからの事情により夢を追求することから疎外されているという前提があるように思えるのだけど、実際はどうなのだろうか。

むしろ、夢を持つことの人生にとってのメリットを説くところから始め、そこから実際に夢を持つに至るまでの具体的なハウツーみたいなのを、まずはやっていく必要があったりするんだろうか?などと考えたりもした。自分自身が、夢とか目標とかがあって何かをするというタイプではないというのもあるのだけど。

料理を再開するようになって、それはそれで楽しいのだが、やはりだいぶ時間がかかるので、もうちょっと効率化したい。たとえば出汁を取るのに時間がかかる。洋風だしについては、化学調味料無添加のパックを使っている。和風出汁については、先日福岡でいりことあごだしのパックを買ってみた。ただ、けっこう高いので、毎日使ってるとちと厳しい(というほどでないにしても、たくさんストックしておくのが気が重い)。

というわけで、基本的に出汁はいりこを使うようにすれば、経済的かつ効率的だろうという結論に達した。わたをとってぽいぽい投げ込んでおくだけでいいし。時間がたったら取り出してもいいし、そのままにしておいてもいい。かつおだしの一番面倒かつ時間がかかるのは濾す必要があるところなのだが、そこがなくなるのが効率化のキモ。

2019年5月11日

朝食を駅前のカフェで摂ったのち、図書館でしばらく過ごす。帰宅して、月曜日のイベントのための資料作成。ある程度めどがついたので、自転車で散歩にでかける。

今日のテーマは麻布の坂。鼠坂と植木坂を上がって外苑東通りへ出たあと、さらに鼬坂を上り下りし、狸穴坂を降りてからの土器坂をあがって飯倉へ。少し神谷町の方へおりたあと、雁木坂、三年坂から盆地へ。日本郵政のビルを取り壊す大きな音が響く。あたり一帯は、これから六本木ヒルズのような感じの再開発が行われるようだ。

アークヒルズ仙石山森タワーをぐるっとまわって、霊南坂から溜池の方へ。テーマとは異なるが寄り道をして、永田町へ。国会議事堂のあたりをまわって、自民党本部のあたりから赤坂見附のあたりに下る新坂を通り、ビックカメラに少し寄ったあと、牛鳴坂、薬研坂からの三分坂。んでもって檜坂から三河台に上がり、六本木交差点でテーマ完了。

麻布近辺の坂は、元麻布から六本木は洗練されており、東麻布から麻布台のあたりは野趣あふれる古き良き東京の坂という一方で、赤坂の坂は高低差やカーブ、形状がかなり極端な感じで、アヴァンギャルドな風情がある。それぞれにいい感じの見どころがあり、飽きない。目白台の坂も素晴らしいのだが、地形の複雑さでは麻布に軍配があがると感じる。

帰宅して、牛スネ肉の赤ワイン煮を作成する。思ったように行かなかったなあとあらためてネットで画像を調べてみると、野菜の切り方が違う感じだった。なるほどなあ。洋食をあまり作らないのでそのへんの勘所が働かないのであった。またひとつ学んだ。食後は、ワインとテキーラを飲みつつ『江戸東京坂道事典コンパクト版』、『アースダイバー』を眺めて、今日の散歩の復習。

2019年5月8日

福岡出張1日目。

行きの道すがら、『フューチャー・プレゼンス 仮想現実の未来がとり戻す「つながり」と「親密さ」 (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)』を読む。VRによって、プレゼンス(=存在感、実在感)が、ロケーションにかかわらず実現できるようになったことで、これまでは理性的な「共感」にたよるしかなかったところが(それ自体も難しいのだが)、より身体的な「親密さ」を感じられるようになるだろうというように僕の関心からは読める。すなわち、ローティ的な「共感」から、より強いVR的な「親密さ」による連帯の可能性みたいな話。

共同研究先のみなさんと合流して、夜は「弁天屋」であれこれおしゃべりしながらの飲み。からの、「鳳凛」のラーメンで〆。

2019年5月7日

新生活が始まって初めての仕事日。しばらくの間、リズム作るまでは試行錯誤だろうなあ。とりあえず今日は、いつもより早く7時半に起きてのんびり準備したりコーヒーを飲んだり。終業後は、そのまま帰宅して冷蔵庫の残り物でナスと厚揚げの味噌バター炒めなど。もうちょっと効率的にやる余地あり。ほんとは週末に作り置きしておきたいのだが、まだ新しく、大きな冷蔵庫を購入していないので、その後からだなあ。

昼間は、自分の配下について5年後にどうなっていたいか、そのために逆算して各年で何をしていくかみたいなビジョンワーク(というほどのことでもないが)。いろいろ気ぜわしくしていてこういうことをちゃんと考える時間をとれていないのはよくない。でもまあ、時間がないわけじゃなくて、じっくり考えるということをやる仕組みを作れていないということなのだよなあ(時間については、普通に寝たり趣味を楽しみまくったりしてるわけだし)。

そういうことも含め、もっとインプットとアウトプットを質・量の両面でよりよくしていくために、あらためて仕組みを整備していく必要がある。また、仕組みだけ整えても体がついていかないと実現できないので、筋トレによる筋肉量の増量、有酸素運動による心肺能力の向上、その他、健康に関する各種指標の改善を同時に行っていく。とはいえ、あんまり張り切りすぎるのもよくないので、それはそれで続けられる仕組みを作る。

これまで、時間をひたすらかけてインプットを多量にするということをしてきて、そのこともあってそこそこアウトプットできていたわけだけど、これからはそういうわけにもいかない。生産性向上のために身の回りをチューニングしたり自動化したりみたいなことをあまりやってこなかったのだが、そういうのも必要だろうなあ。思考の自動化と節約についてはいろいろやっているのだけど(一番大きいのはテレビを見ないこと)、それだけではおいつかない。

2019年5月6日

昼過ぎ、ちょっと仕事をしようと渋谷まで自転車ででかけたところ、入館証を忘れてしまっており入れず。しかたがないので、気になっていたあたりをうろうろ散歩しつつ帰宅。家で少しやってから、エノテカへ。めぼしいものを買って、その場でチーズをあてに飲みつつ、『スーザン・ソンタグの『ローリング・ストーン』インタヴュー: ローリング・ストーン・インタビュー』を読了。帰宅して、Kが作ってくれたカレーを食べる。その後、NewsPicksの宮台さんらが出演したWeekly落合を観る。

これまで引っ越しのときには本をほぼ処分してきたのだが、今回は全部そのまま移動した。本棚にならべている中で、こんまりメソッドに基づいて、Spark Joyを感じない本は処分しようと思っていたのだが、しかし、たいていの本はその時々の興味に基づき、それなりにまっとうなものを選んで買っているのであるから、いまでも普通にときめきを感じてしまうのであった。

そのため、ときめきを基準にするのではなく、資料的な参照性があればいいものなのか、紙であることが重要なのかでわけることにした。前者は、マネジメントやサイエンス系の本で、読むというよりは、必要なときに検索できればいいもの。後者は、文芸やアート系のような、じっくり読んだり眺めたりして楽しむようなもの。今回新たに買った本棚を物理的な制約にして、後者のものだけを厳選して残すようにする。前者については、ブックスキャンに送る。

スーザン・ソンタグの本を最近いくつか久々に読んで、やっぱりこのひとはすごいしかっこいいなあ、こういうひとになりたいなあと思う。自分の行動にたいしてもっと統制をかけて、よりよいインプットとアウトプットを、より多くできるような仕組みをつくっていかないとなあと思う。そのためには、アウトプットの仕組みをもっとシステマティックにしていく必要がありそうだ。

2019年5月5日

GWはひたすら荷解きばかりしているので体を動かしたい気持ちになり、ジムへ。自転車に乗って渋谷へ行く。久々に乗ったのだが、気持ちがよいなあ。上半身、下半身、体幹をひととおりやる。有酸素運動をちゃんとやらないとと思って億劫になってしまって行かないみたいなことが多いので、いったん有酸素運動は無視して筋トレのみをすることにした。そのかわり、ちゃんと1種目につき3セットやる。

AXISギャラリーでおこなわれている「第9回ゼラチンシルバーセッション展」を観る。数十人の写真家が2016年以降にフィルムカメラで撮影した作品を、少しづつ展示している。いくつか感銘を覚えるものがあった(今道子、山内悠、片桐飛鳥、井津由美子、瀧本幹也)。Kが、平間至さんに挨拶しつつ、写真館での写真撮影をお願いしたい旨話す。

帰宅して、夕食を作った後、ワインを飲みつつ『スーザン・ソンタグの『ローリング・ストーン』インタヴュー: ローリング・ストーン・インタビュー』を読む。