Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

2019年10月29日

朝起きて、朝食を作る。ウィンナーとピーマンを炒めたもの、味噌汁、ご飯、納豆。簡単な食事。しかしけっこう満足感がある。ウィンナーはいいなあ。ただ、スーパーで普通に買えるよくある感じの普通のウィンナーだと、調味料や糖分が入ってて特有の甘さがあるので、もっとプレーンなのを日常的に入手できるようにしたいとおもっているのだが、ちゃんと探してないのであった。

ところで、化学調味料に対して健康上の問題から反対するひとがいる一方で、化学調味料だろうがなんだろうが成分としては化学的に同じなのだから、そういうのは非科学的な主張であるというひともいる。自分としては、前者にはもちろん賛成しないのだが、後者の主張は認めつつも、しかし重要なのは美味しいかどうかであって、適切な量以上の調味料が使われがちな食品は美味しいとはいえない可能性が高いのであるから、食の現場にとってあまり意味のある主張であるとは思えない。

CTO協会の懸案を進めたり、本業の方の事務的な作業などをガッとやって午前が過ぎる。ただまあ、けっこう集中してできたので、こんな感じでやっていきたい気がする。とはいえ特になんかしたわけではなく、やるべきことをリストアップして、ペースを保ちながら、かつ、余計なことに注意をとられないようにしながら(特にネットをつい見るとか)、淡々とこなしていったというだけなのであるが。そういうのをちゃんとやっていくのがよいんだろうと、当たり前過ぎることを再確認。

昼、パーソナルトレーニングジムへ寄って、解約の手続きをする。リーズナブルだし、トレーナーの方もいい感じだしすごくいいジムだと思うのだけど、やっぱりパーソナルトレーニングというか、予約しないとならず、かつ、その予約をキャンセルするのに心理的ハードルが大きい仕組みは、運動の継続にとって自分には大きな障壁だった。また、途中、入院したり体力がもどらなかったりしたこともあり、2ヶ月ぐらいいけてなかったので、昨日解約したジムと合わせて、一度いろいろ立て直してから、もう一度枠組みを作り直すことにした。

もろもろ今日の仕事を終えた後、明後日、鹿児島で行われる技術イベントK-Rubyで発表するのに使うスライドを作り始める。実装やストーリーは既にあるので、あとは書いていくだけ。途中、夕食を食べたり片付けたりした後、さらに続き。時間を決めて集中してやろうとおもっていたのだが、集中はめちゃできたものの、あっという間に時間が経過して日付が変わってしまい、他のことをやる時間がなくなってしまった。そのため、フランス語の勉強は、今日はお休み。

相変わらず通勤時にNHK World Newsを聴いているのだが、そういえば、フランス語の勉強を始めてから、なぜか英語がよく聞き取れるようになった気がする。知らない単語が出てくるとよくわからなくなるけど、聞き取り自体はできることも多い。しかし、問題は短期記憶にどれだけ内容を留められるかで、聞き取りで精一杯で、内容を記憶することが難しいのだよなあ。とはいえ、英語だけでなく、数年前からワーキングメモリー一般が衰えてる感じで、ちょっとした内容も憶えられなかったりする。そういうのってどうやって訓練すればいいんだろうなあ。

2019年10月28日

朝起きると、寝違えたのか、首の後が痛み、そこからやや軽い頭痛に。ストレッチしたりしたが、重症化する気配もあったので、ロキソニンを服用。しばらくするとおさまってきた。そういや入院しているときに、めちゃくちゃ頭痛いのになかなかロキソニンをくれなくてつらかったなあ。「非常に強い薬だから」という理由だったのだが、ふだんから頭が痛くなるとすぐに飲んでるんだけど……。あんまり飲まないようにするほうがいいのかなあ。でも、痛いのに耐えるの嫌だしなあ。飲めばおさまるのに痛みに耐えて薬のまないなんて無駄、という気持ちがある。

午前中、家で仕事。お金周りの整理など。昼から出社して、マネージャーの全体ミーティングやあれこれ調整ごとをこなしたり。ついダラダラやってしまって、時間が無駄にかかってしまったりしたなあ。もっと効率的にてきぱきやっていかねば。

昨晩のジビエ食べまくりが効いたのか、久しぶりにジムにでもいってみようという気持ちが復活してきたので行ってきた。急に張り切ってもしかたないので、軽く触りをやるぐらいで。通っているジムは、昨年に続き、先日も設備替えを理由に月額2,000円アップしてきたのだが、単にいろいろ不便になっているだけだし、そもそもマシンは何一つかわってないし、いよいよ横暴に耐えられなくなったので、帰りに退会手続きをしてもらった。来月末で終わり。また、パーソナルトレーニングも、予約をするのが面倒で行けないので、明日解約しにいく。ジム周り、ちょっと整理して、ちゃんとできるようにする。

帰宅して、豚肉、小松菜の味噌炒め。その他、味噌汁とサラダも。特になんということもないメニューなので、普通な感じ。最近は夕食にご飯を入れないようにしていることが多いから、おかず、味噌汁、サラダという3品になることが多い。中でもサラダについては、ちょっと多めに作っておいて、野菜をもりもり食べるようにしている。野菜でお腹の足しにすることによる減量効果も期待しているというのもあるし、そもそも野菜が好きなのでたくさん食べたいというのもある。

1時間ほどCTO協会関連の作業。読むべき資料にさっと目を通しておくのと、資料の整理、あと自分が担当の決め事について意思決定のための準備をしたりなど。こちらも、少しでも時間を継続的にとるようにしつつ、その時間に集中してタスクをこなすことで、効率化を図っていきたいものだ。

フランス語の余白に』をノートに移す。もうすぐLeçon 1が終わりそう。不明な文法事項があるのだが、別の本でも調べることができなくて、謎。こういう時は、独学は困るなあ。また、この本以外にももっと耳学問もしようと思い、NHKの「まいにちフランス語」の教材を購入。音声データと教本。それらが別々の形態で提供されているのが非常に使いづらいのだが……。ほんとセンスない感じなのだが、教材そのものはよいものだろうので、使わざるを得ないのだよなあ。

2019年10月27日

朝、いちど用を足しにベッドから出てまた寝入ったら、起きると正午過ぎだった。 Kを見送って、しばらく『イメージを逆撫でする: 写真論講義 理論編』の続きを読む。

髪の毛が伸びてきたので、バリカン。あんまり伸ばさずにいつも同じ長さでシュッとした感じを維持したいので毎週バリカンするべきなのだが、なかなか習慣化しないままである。こういうのはなんかきっかけ(アンカー)を決めておかないとなあと思う。何にしようかなあ。

習慣化といえば、昨日、こういうことを考えた。やるべきことが決まっていて、あとはひたすらやるだけみたいなことについては、

  1. 反復によるスピードアップ
  2. 仕組み化による効率アップ
  3. 時間管理による集中力アップ

という3点を整備していけばいいいいのではないかと思う。これは、個人についても組織についても同じ考え方が適用できるだろう。また、やるべきことが決まっていなくて、新しくアイディアを出さなければならないというようなことでも、考える時間をその3点に従って作って行けばうまく行くように思える。とかいいつつちゃんとやらないからうまくいかないのだが。

恵比寿へ行き、モフームへ寄ってみたら貸し切りだったので、シーシャ難民に(もう一つの店舗は先日行ったので行く気がしなかった)。シーシャはまあいいかと思い、代官山蔦屋へ行く。途中、ヒルサイドフォーラムで第63回CWAJ現代版画展という催しが行われていたのでのぞいてみた。展示されている作品にはあまり興味をもてなかったが、目の見えないひとのアート鑑賞のために、版画をシンプルにしたものを版木のようにでこぼこした特殊なプリントをほどこしたものを展示しているコーナーがあり、そちらに興味を惹かれた。伊藤亜紗さんがテーマとしているようなあたり。

代官山蔦屋を一通りみてまわったが何も買わず、どうしようかなーと迷った結果、代官山駅から自由が丘へ。「ハディーカ」へ行く。シーシャを吸いつつ、写真論本の続き。ひたすら読んで、読了。非常に勉強になったなあ。国際的にモダンアートと同様の文脈で語られる現代写真についての理論をほとんど知らずにいたのだなあと、まさに蒙きを啓かれた思いがする。紹介されている理論家の本を、少しずつでも読んでいきたいと思う。実例編の刊行も予定されており、そちらも楽しみ。

普通には元気なのだけど、ちょっと動いたりすると疲労しやすいというのがここしばらく続いていて、健康面の問題というよりは、減量のために単にあんまり食べてないせいなのだが、ジビエをたくさん食べまくたら元気になるんじゃないか?とおもっていたところ、シーシャカフェの隣に大きく「ジビエ」という幟があり、カフェを出た後に入ってみた。そこで、エゾシカのカルパッチョ、馬のモツ煮、猪のローストと食べまくった。お腹いっぱい。なんか元気がでてきた気もするので、明日からジムを再開するかなあ。

食べながら、「バンクーバーの現代写真: フォトコンセプチュアリズム、ポストコンセプチュアルフォトとその後 Contemporary photography in Vancouver : Dog Mountain Report _ aki kusumoto」、MoMAで1974年に開催されたNew Japanese Photographyの図録、「第12回  クロニクルズ(前編)|Re-think 現代写真論――「来るべき写真」への旅|後藤 繁雄|webちくま」、「第14回  志賀理江子の写真が、問い続けること|Re-think 現代写真論――「来るべき写真」への旅|後藤 繁雄|webちくま」を読む。特に、New Japanese Photographyの同時代性に感銘を覚える。

帰宅して、『フランス語の余白に』のLeçon 1の続きをノートに書き写す。活用は、書き写したはしから忘れていくという感じがする。というか、実際に忘れており、帰ってきたKにノートから問題を出してもらうと、さっき写したばかりなのに、ところどころ怪しい。まあ、継続していけば憶えていくだろうということを期待してやっていこう。ノートに文字を書くのは、もはやペンで字を書くということをほぼしなくなって20年近く経つので、字が汚くてやな感じ。せっかくなので、字をできるだけちゃんと書くことも意識したい。

2019年10月26日

起きてすぐ、昨夜読み始めた『バイリンガル・エキサイトメント』の続きを読み、読了。『我的日本語 The World in Japanese (筑摩選書)』とだいぶかぶるところもあったりしたが、忘れてもいたりするので、あらためて著者の万葉集についてや中国についての話を読めてよかった。ただまあなんというか、ときおり現れる、著者の防衛的な韜晦のようについ感じられてしまうようないいぶりみたいなのは、そういうものなのかなーと感じるところもあったりするのだが。

昼食は、近所の旨い蕎麦屋へ行ったがだいぶ並んでいたので、少し離れたお店でもりそばとイクラ丼。悪くはないが、やはり近所の店のほうがずっと旨い。というか、その店は、これまでに食べた中でも1、2を争うほど旨いと思うので、当たり前ではあるのだが。

CTO協会のミーティングのため、DMMのオフィスへ。初めて訪れる。協会の取り組みとして大きな軸のひとつの、レポート作成についてのワーキンググループとしての活動。どんな感じの内容をどういうタイミングでどうやってやっていくかというあたりの合意形成と、次回までのアクションの整理。参加者がめちゃ優秀で、てきぱきと進む。素晴らしい。CTO協会の人々と話していると自分の能力の低さを嘆きたくなるのだが、一緒に取り組むことで成長の機会をいただけていると思ってやっていこう。

North Villageで休憩。フランス語のなんかいい本でもないかなとKindle本を探していたら、蓮實重彦さんの『フランス語の余白に』が電子書籍版で復刊されていたのを見つけて、購入。序文からして蓮實節。とにかく読めなくてもいいから完全に暗記して書けるよう例文を憶えろとのこと。例文は、憲法から始まり、ポール・クローデルやヴァレリー、フローベールなどなど。文法事項の説明がだいぶ簡素で、他で補わないととてもついていけそうにないが、せっかくなのでこれ1冊取り組んでみようと思う。

ミッドタウンのフジフィルムスクエアで「「覚醒する写真たち」今道子+佐藤時啓」を観る。10月29日までは今道子さんのターンのようで、彼女の作品だけが展示されていた。1979年の、いまからするとずいぶんシンプルに野菜や魚類による異化をほどこした作品から、80〜90年代のよりこったもの、近年の極めて構築的な造作と構図による作品まで、10数点ほど。しかし、ここまでエスカレーションしてしまうと、これ以上どこへ行くのだろうか?という気持ちになってしまう。

ミッドタウンの店をいくつかまわった後、地下の伊吹うどんで夕食。だいぶ長い間工事していたところだが、オープンして初めて寄った。甘めの出汁で、やや飽きがくる感じもしつつ、美味しくいただく。UNIQLOに寄ってみたが、Engineered Garmentsとのコラボ商品はもう売り切れたのか、売り場にはなかった。VERDYとのコラボパーカーはたくさんあったのだが、まあいいかと思ってしまって、買わなかった。その後、六本木交差点近くのブックファーストで『イメージを逆撫でする: 写真論講義 理論編』を買う。

帰宅して、さっそく買った本を読み始める。昨今、写真について語ることが困難であることに対して、過去の写真論を読み直し、あらたな可能性につないでいくことで乗り越えをはかるという感じの流れなのかな。とてもスリリングな本であることは確か。面白く読む。

iPadで蓮実本とフランス語辞書をSplit Viewで開きつつ、帰りに買ったノートに例文を写し、わからない単語をひたすら調べ、仏文解釈をし、文法事項についてもノートを取り、という、何年ぶりなのかという勉強を開始。この歳でそういうのも、記憶力的な意味でかなりつらい感じがするのだが、学び始めるのに遅過ぎるということはないはずという気持ちで、地道にやっていこうという気持ち。ついでに『フランス語 動詞宝典308 初・中級編』も買ったので、こつこつ憶えていこう。

ってなことをやっていたら、Kが帰ってきて、昨年に引き続き今年も誘われて、11月にパリへ写真展を観に行くことにしたという。いきたいな〜と思いつつ、時間的・体調的な問題もあり、うらやましがることしかできないのであった。

2019年10月25日

昨晩は、日記を書いた後、会社のブログ向けに長々としたエントリの草稿を書き、四方田犬彦さんの『すべての鳥を放つ』を読んだりしていて、3時頃まで起きていた。

今朝は8時半頃に起きることになり、やや睡眠が足りない感じ。それから、来年のことについてあれこれ議論するミーティングがあったり、ブログを手直ししてリリースしたり、午後は研究所のメンバーや新しく入ったエンジニアとの1 on 1をしたりして、夜は来年入社のメンバーたちを歓迎する飲み会。例によって、お酒は飲まず、お茶のみ。料理にもあまり手をつけず。帰宅すると、Kに「顔が疲れている」といわれる。

すべての鳥を放つ』の続きを読み、読了。なんだかよくわからない小説だったのだが、肯定的に語られているわけではないとはいえ、この世代の文化的な華やかさみたいなのには、当事者たちは空虚感をことさらに語るものの、いまではもうありいそうにもない状況への憧れ的な思いを、いまだに感じることはあるのだなあと、読んでいて思ったりしていた。かつて熱心に読んだ四方田犬彦さん「ガロ」に連載していた日記(のちに『星とともに走る』)や、80年代の文化的立役者への皮肉な目線という意味で金井美恵子さんの目白四部作を思い出す。

若い頃になにも身につけないまま今に至ってしまったという思いを、数年おきに軽い後悔の気持ちとともに感じるのだが、すぐに忘れてしまって、次の数年後に至る、というのをもう20年ぐらい繰り返している。これからもそうなんだろうという気もするし、今度こそ、と思いもする。自分が本当にやるべきだったのは、たとえばフランス語なりなんなりを若い頃にちゃんと地道に勉強して、今頃はフローベールなりなんなりに特になんの意味もなく単純に楽しみのために耽読するみたいなことなのでは?みたいなことを思ったりする、みたいな、くだらないことだったりするのだけど。

このひと月弱ほど、お酒をまったく飲まず、入院時に体重が7kgほど落ちたのをきっかけに食べる量もだいぶ減らして、とはいえ運動をする気力もないのだからそれから体重が減るということもなく、なんとか維持しているという状態なのだが、そういう生活をしていると、気分が非常にフラットなまま保たれている。それがいいことばかりだとは思えなくて、単に飲み食いしないせいでテンションが上がらないということであり、活力が失われているといういことかもしれないとも思うし、そう思うのは、長年の飲酒による強力なバイアスのせいであって、これが普通なのかもしれないと思いつつ、しばらくお酒を飲むこともないし、減量も続けると思う。

気分的にフラットであるとはいえ、身体的には明らかに疲れやすくなっていて、急激な筋力の衰えによる体力低下だと思うのだが、まだジムに行こうという気にもなれない。しかし、いつまでもそうしてはいられないので、少しづつでも運動を再開しないとなあと思いつつ、いつになるやら……とも思っている。まあ、飲酒の習慣を停止し(やめたわけではない)、減量を試みているところにあれこれつっこんでもなにもものにならないという気もするので、気分が乗るのを待つほうがいいのではないかと思いもする。

2019年10月24日

午前中は、先日の血液検査の結果を聴きに病院へ行った後(特になにもなかった)、家で事務的な仕事を片付ける。その過程でいろいろ考えることがあり、社内Slackに思うところをあれこれ書いたり。午後、出社して研究会や定例ミーティングなど。

精神がパサパサしてくると、無性に本屋に行きたくなるという習性がある。新しい知識や物の見方、もっと単純には文芸に触れることによって、そういう状態から回復できる。本を買い、読むことは、自分にとってそういう意味でもなくてはならないことだ。というわけで、『フランス名詩選 (岩波文庫)』、『新編 中国名詩選(上) (岩波文庫)』を買う(また、Kindleで『すべての鳥を放つ』も)。最近、詩を読むことに自分の興味がある。カヴァフィスの詩集や四方田犬彦さんの『詩の約束』を読んだりして、さらにもっといろいろ読みたい気持ち。帰宅すると『バイリンガル・エキサイトメント』が届いていた。こちらは、多言語制作に関する関心に基づくもの。

先日スーパーに寄ったときに何気なくクスクスを買ったのだった。クスクスって、外食でもそんなに食べるわけでもないし、自分で料理したこともなかったのだが、最近は減量を試みているのだし、また、作り方も簡単でもあるようで、サラダに用いたりパスタ代わりにすれば、効率的かつヘルシーだろうと思う。実際、Kと野菜たっぷりのトマトミートソースをかけて食べてみたのだが、美味しいし腹持ちするし、いい感じ。多用することになるだろう。さらに、最近常飲している炭酸水といっしょだと、なおよし。

先日、森美術館で行われている「細野観光」を観て、あらためて細野晴臣さんの素晴らしさを思い知ったので、聴けていなかった近年の作品を聴く。HOCHONO HOUSEから、Heavenly Musicへ。極上の音楽。いまの気分的には、峻厳なピアニスムはやや重たいし、なんかいろいろ再発が続いているっぽいマイルス・デイヴィスを聴き直す感じでもないし、あー、これがぴったりだったんだなあ、と、タイミングにありがたい思いを感じる。

自分は、人並みにイライラしたりもするとは思うけれども、瞑想などを通じて、感情に対してある程度の制御を行うこともできるだけしていきたいと思って、実践しているつもり。ただ、時々どうしてもイライラしていまうことはあって、たとえば今日もそうだったのだが、サランラップがロールにひっついて、さらには一枚で引っ張れず、途中で裂けてしまう時がそうだ。それを一枚つながった状態に復帰しようとするのだが、なかなかつながらない。そういう時、とてもイライラする。

先日も少し書いたが、『制作へ 上妻世海初期論考集』的な意味で、自分もまた「制作」を行っていきたいと思う。公的な活動における活動も制作のうちだと思うが、そこからはみ出る私的な思いを表現する手段もほしい感じ。新たにやりたいこともあるのだが、まずは日常的に行っている料理や、もっとしばしば行っているこの日記もまたなにかしらの「制作」としての営みに昇華できたら、それがまずはよいのではないかと思う。というわけで、この日記ももうちょっとちゃんと書いていこうと思う。

2019年10月23日

なんか携帯のネットが重いなーと思ってたら、入院中にYouTubeで落語を観ていた影響か、今月の通信量を越してしまっていて、制限がかかっていた。以前は10GBだったのだが、そんなに使わないので6GBに変更してて、今回初めて超えてしまったという状況。待つのも面倒なので、お金払って復帰。

帰宅して、夕食を作る。なんかボーッとしていて、塩を多めにいれてしまっていたり、段取りが悪かったりして、だめな料理だった……。

2019年10月22日

朝、早めに起きて森美術館へ。先日観られなかった塩田千春展を観る。開館前にも関わらず、チケット売り場は並んでいて、購入までに20〜30分ほどかかった。しかし、はいってみるとバスキア展目当ての人も多かったようで、塩田千春展の方はそんなに混んでいなくて、わりと快適に観られた。

展覧会は、圧倒的パワー(というより「情念」という方がふさわしい)を感じつつも、モチーフのバリエーションと展開に既視感を感じるところがある。作品と作家との一体化に作家の「魂」を強く感じて心動かされるところはもちろんあるのだが、そのような距離感のなさに対して、果たしてそれでよいのだろうかとも思う。その意味では、テクニカルなプレゼンテーションをともなう「時空の反射」や、舞台美術の仕事にこそ、この作家の素晴らしさを強く感じた。

同じフロアにあるレストランThe Moonでランチ。

塩田千春展のチケットで、シティビューで開催中の「細野観光1969-2019」観られるということで、そちらも眺める。細野晴臣さんの仕事については、人並みに触れてはいるのだが、こうやってひととなりを様々なモノを通じて知ることで、このひとの、あるいはこのひと周辺のひとたちの体現してきた本当の「豊かさ」みたいなことをあらためて感じて、自分としてはただため息をつくばかりという感じ。

続いて、GACHA GACHA COFFEEを初体験。面白い仕組みだなあ。できあがったコーヒーも美味しいし、500円という値段も高すぎないし、よい感じ。

少し店などを見て回った後、帰宅。『カヴァフィス 詩と生涯』を読む。そして、本を読んでいるうちに寝てしまう。

起きて、CTO協会仕事の続きをしばらくやる。一段落して、食材がもうつきてしまったのだが、これから調達と料理をするのも大変なので、久々に外食。

帰宅して、本の続き。しかしあんまりのらないので、多言語を用いた文学作品とその実践についてリサーチと検討を少しする。

2019年10月21日

いろいろ足元でやることもあるけど、もっと先のことを考えていくのも同時にやらんとなーと、一度あれこれ整理してみる。

帰宅して夕食をとった後、CTO協会関連の作業。けっこうボリュームあって大変だぞ……。まあ、最初の立ち上げ時だからあれこれあるって感じなので、乗り切っていこう。というわけで、ひたすら書き物をする。

時間が細切れにしか取れないのもあり、腰を据えてなにかやるみたいなことがすっかりできなくなってしまった。典型的には、考えを文章としてまとめるみたいなこと。そういうのがたくさんたまっている。しかし、めちゃ忙しいということでもないし、使える時間の合計としては十分にあるのだから、作業の進め方の問題なんだよなあ。もっとうまくできるように、仕組みを考える。

昨晩はKの実家で今日はTwitter上で、ラグビー日本代表の中島イシレリ選手に似ているといわれた。金髪なので、僕の白髭とかぶるところがあるというぐらいのことだと思うのだが。しかし、Kによると僕は南洋系だということなので、トンガ出身のひとに似るというのは、自然なことなのかもしれない。

2019年10月20日

朝食の後、共著論文のレビューの続き。

昼過ぎ、南青山のMazaj Shisha Loungeへ。最近できたのかな?初めてのお店。雰囲気もいいし、炭換えも丁寧にしてくれるし、いい感じ。そこで『現代美術史-欧米、日本、トランスナショナル (中公新書)』を読む。

店を出て、オン・サンデーズへ歩く。朝、etoさんの岡山芸術交流2019の感想エントリを読んで感銘を覚えたので、ピエール・ユイグについてあらためて見ておきたいと思ってたところ、作品集が売られていたので購入。ちょうどよかった。

裏原へ回っていくつかショップを見て回った後、Kの実家へ。夕食を頂いた後、ラグビーワールドカップの準々決勝、日本対南アフリカの試合を観る。前半は息もつかせぬ緊張感の高い攻防。いけるのでは?と思っていたところ、後半はほぼいいとこなしで抑え込まれての敗戦。なんだかんだでKにつきあって日本戦の全試合観たのであった。

帰宅して、『現代美術史』を読了。さらに、ピエール・ユイグの作品集を読む。

自分の考えていること、こうあってほしいということを表現するのに、もちろん職業としてのソフトウェアエンジニアリングによる成果物が資するところは多くあるのだろうとは思うけど、それだけじゃいろいろはみ出るところもあるので、なんかプライベートな作品のようなものを制作する必要があるのではないかという気持ちが強くなってきた。ちょっと考えてみる。