Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

2018年6月13日

書き物をして公表したり。

[asin:4004317215:title]』を読み始める。先日観に行った東美のプラド美術館展の監修もした方による伝記。まだ最初のほうだが、既に面白い。往時のセビーリャの豊かな様子や、徒弟制度についての契約書の実例を示しての説明など、周辺情報も興味深いところ。

Coinhiveを試用したことで警察から過剰な取り調べを受けたというエントリがあった。暗号通貨に関する盛り上がりに対するバックラッシュの一貫でもあろうと思う。また、警察やマスコミの、ITに対する無理解、というか、そもそも理解しようという気もないし、間違いを指摘されても「そんなん知らんがな」と訂正する気もない、ある種の精神分析の対象となるべき態度にも問題があると感じる。

一方で、CoinhiveがだめならWeb広告や負荷をかけるJavaScriptやFlashもだめという理屈は、前者には閲覧者のメリットがなく、設置者の善意もないという違いがあるわけだから、無理筋な理屈だと思う。Web広告がそもそも悪であるという考えを持っているひとはそう考えがちなんだろうけど、構成的にも経済的にも、まったく別の話だろう。それはそれとして、本件については酷い話だと思う。主観的な点でも、責めるべき法益侵害があったかどうかという客観的な点においても、取り調べは過剰だと思う。