Kentaro Kuribayashi's blog

Software Engineering, Management, Books, and Daily Journal.

2019年6月30日

東京国立近代美術館の工芸館へ行く。デザインの居場所という展覧会を見るためである。工芸館の持ち物をテーマに沿って展示したもの。こんなにもいろんなものを集めていたんだなぁと、単純に驚く。何か目新しい解釈みたいなものが感じられたわけではなかったが、ひとつ面白かったのは、イサム・ノグチの照明に対して「実用的な彫刻」とキャッチコピーがつけられていたことである。彫刻が何も実用的である必要は無いとは思うのだが、実用的である事は悪い事でもない。

日本橋で買い物をした後六本木へ。フジフイルムのギャラリーで平成展を見る。たくさんの写真家が参加して、それぞれの思うところの平成と言う物を写真として表現している。たくさん心に残る写真があったのだが、ハービー山口さんの、代官山の店先でたたずむ女性の写真にはっとした。その光の加減もそうだし、女性の身に付けている服装や靴もそうだし、その写真を撮られたという1995年の感じ、それが明白に写し出されている。しばらく呆然とその写真の前でたたずんでしまった。

さらに続けて、鹿島清兵衛の展示も見る。この人は明治時代の写真家で、お金持ちの家に生まれたものの、婚約者がありながら新橋の芸者に入れあげて家を追い出されてしまった人だ。まだお金があったときには、写真大尽と言われるほどにひたすら放蕩の限りを尽くし、しかしそのことによって日本の写真の発展に寄与したと言う人だ。とてもセンスのいい人だったのだろうと思う。

その後、孫と言う中華料理屋さんで夕食。今日はいつになくお客さんが少ない。それで僕らが食べ終わったときには僕らしか残っていなかったので、しばらく孫さんとお話をしたりした。休みなく働きづめで体の調子もう悪いと言うので、是非ご自愛くださるよう切にお願いした。そうして帰宅して、また音声入力について色々と調べ物。やはりアンドロイドよりも、iOSの方が今のところ音声入力と言う意味では優れていると思う。特にこのように文章書く場合には。